松本洋平文科相（中央）を表敬訪問した坂口志文阪大特任教授（右）と北川進京大特別教授

今年のノーベル賞受賞者に選ばれた、大阪大学の坂口志文特任教授、京都大学の北川進特別教授が松本洋平文部科学大臣を表敬訪問した。
坂口博士は、公的資金、特に科研費などで研究ができたことに感謝の意を述べたうえで「日本が科学技術立国としてやっていくためにも、基礎科学への支援をお願いしたい」と挨拶した。
北川博士は「私は、京都大学、次に近畿大学、それから東京都立大学、国公私立という設置者の違うところで経験してきたことが、研究室運営に非常にプラスになりました。チームワークで多くの人と一緒に研究できたこと、特に若い人からエネルギーをたくさんもらいました。若手を支援する組織づくり、そしてポスドクのあとにポスドクを繰り返すのではなく、大学・研究機関で独立研究者になれる制度を作ってもらえると、若い人に元気