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2025.11.07 研究・成果

望ましいはずの行動で結果出ず→代替案の模索継続           大脳基底核間接路の新機能 玉川大など発見

木村實名誉教授       酒井裕教授

 

玉川大学脳科学研究所の木村實名誉教授、酒井裕教授らは、東京科学大学、福島県立医科大学、京都大学との共同研究で、遺伝子組み換え動物、光遺伝学、神経科学と計算モデルを応用して、大脳基底核の主要回路の一つである間接路が、従来知られていた学習機能とは異なる新たな機能を担うことを発見した。木村名誉教授は「人間や動物は結果がよければ、それを繰り返す。一方、不調に陥ることや、仲間との関係がギクシャクすることがある。この解決のためには、失敗から積極的に学ぶことが必要。この脳の仕組みは長年不明だったが、その一端を解明した」と話す。

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