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2025.11.28 政策

国立大の運営費交付金は不可欠 財務省は削減要求 文科相が反論

日本の科学を再興するための、研究大学群形成にはどんな取り組みが必要なのか。文部科学省の大学研究力強化委員会は、研究基盤の整備や国際頭脳循環の促進、大学のシステム改革などを進めることが肝要であり、そのためにも安定的・継続的な支援が必要だとしている。一方、財務省は財政制度等審議会で、運営費交付金を競争的資金へとシフトしていき、運交金依存率を減らすことで、創意工夫を促していくべきだと主張。これに対して、松本洋平文科大臣は「大学の知的創造性を引き出し最大化させるためには、基盤的経費である運営費交付金と科研費等の競争的資金のベストミックスによる支援が必要。ところが、基盤的経費の一方的な削減などによりシステムにひずみが生じ、教育研究活動が阻害されている。安定的な運営費交付金の措置が不可欠だ」と話している。

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