2018.10.19 研究機関
宇宙航空研究開発機構の田辺安忠氏(右)と小曳昇氏。開発を進めるコンパウンドヘリコプターの改造ラジコンとともに
国産旅客機YS11の開発支援、短距離離着陸(STOL)実験機「飛鳥」の開発など旧航空宇宙技術研究所(現:宇宙航空研究開発機構=JAXA)は、戦後日本の航空分野の技術開発を牽引してきた。調布飛行場のすぐそば、調布飛行場分室(東京都三鷹市)には、羽の上に4つの巨大なジェットエンジンを搭載した「飛鳥」の研究を行っていた研究棟がある。いまそこでは、1つの回転翼と3つのプロペラに加え固定翼を持った世界最速の「コンパウンドヘリコプター」の研究開発が進められている。
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