2025.12.12 政策

小野田紀美担当相
政府は、医薬品産業を成長基幹産業と位置づけ、日本を「創薬の地」とするため、政府が一体となって実施していくことを内外に明確に示すため、事業規模で約3300億円となる政策パッケージを作成した。健康・医療安全保障の構築に向けて創薬基盤の整備、ドラッグロス、感染症危機などへの対応、再生・細胞医療、遺伝子治療に係る国内制度・体制整備のため、今年度補正予算案に約1800億円を計上している。小野田紀美・健康・医療戦略担当大臣は「今般、創薬・先端医療が日本成長戦略本部において危機管理投資、成長投資の戦略分野の一つに位置づけられたことを踏まえ、我が国の創薬力強化を力強く推進し、国民の皆さまに医薬品が迅速に届くように取り組んでまいります」と意気込む。
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