2026.01.09 研究・成果

国立極地研究所/総合研究大学院大学の奥野淳一助教、服部晃久助教、土井浩一郎准教授、青山雄一准教授、京都大学の福田洋一名誉教授らの研究グループは、東南極リュツォ・ホルム湾周辺の氷床が約9000~6000年前(中期完新世)、約400㍍の急激な薄化の後、再び65~100㍍厚くなるという複雑な変動を経ていたことを明らかにしたと発表した。氷河性地殻均衡調整(GIA)の数値モデリング、地形調査による岩石の表面露出年代測定、衛星によるGNSS観測という3つの異なる手法を統合的に用いた解析でわかった。将来の海面上昇予測の精度向上に貢献すると期待される。
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