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2026.01.23 研究・成果

双極症の原因脳部位同定 大脳皮質ではなく視床室傍核 躁鬱治療の出発点

双極症(双極性障害)は、躁状態と鬱状態を繰り返す精神疾患で、世界人口の約1%が罹患するとされている。自殺リスクが高く、社会的負担の大きい疾患だが、その脳内病態は十分に解明されていない。順天堂大学大学院医学研究科精神・行動科学の西岡将基准教授、加藤忠史教授、坂下(窪田)美恵特任准教授らと、カナダ・マギル大学のトゥレッキ教授らの国際共同研究グループは、死後脳研究などにより、視床上部の一部である視床室傍核(PVT)の神経細胞が特に強く障害されていることを明らかにした。加藤教授は「37年にわたり、双極症の研究を進めてきましたが、ついに、その原因となる脳部位を同定する成果をあげることができました。原因部位の解明は、診断法や治療法開発の出発点であり、今回の発見が海外でも再現され、世界的に認められれば、双極症研究が飛躍的に進歩することが期待できます」と話す。

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