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2026.03.27 研究・成果

界面の非平衡挙動が接着剤の性能を決定

田中敬二主幹教授

 

九州大学大学院工学研究院の森田修治大学院生、盛満裕真助教、田中敬二主幹教授、次世代接着技術研究センターの山本智教授、東京科学大学物質理工学院の谷崎志帆博士、久保智弘助教、佐藤浩太郎教授らの研究グループは、原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、固体表面上に存在する高分子鎖の運動を直接観察し、1本の界面分子鎖の中に、熱活性セグメントと熱抑制セグメント(過渡的な吸着によって運動が抑制されるセグメント)が共存しており、それらが固体表面との相互作用に依存した非平衡挙動を示すことを初めて明らかにした。これまで平均像でしか語られてこなかった分子像のダイナミクスが理解できるようになった。田中主幹教授は「こうした原理・原則を理解することで、強固に接着し、同時に簡単にはがすことのできる接着剤などの開発に役立てることができる。産業分野での様々な応用が期待できる」と話す。

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