2026.04.03 研究・成果

多くの変形性膝関節症患者を治療するため、東海大学医学部付属病院整形外科の佐藤正人教授は、日立製作所、日立ハイテクの協力を得て、大量・安定的に同種軟骨細胞シートを製造する技術を確立し、2025年6月から開始した臨床試験では、50~60歳の変形性膝関節症患者4人に対して移植手術を実施。26年2月時点で重篤な有害事象は認められておらず、現在も臨床試験を継続している。自動培養による次世代の同種軟骨細胞シートの製造体制が確立されれば、品質の均一な細胞シートを安定的に供給できる可能性が高まり、変形性膝関節症に対する「関節を温存する治療」という新たな選択肢の拡大が期待される。日本再生医療学会で発表した。
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