URA(リサーチ・アドミニストレーター)は、何らかの専門性を持った上で、大学全体を見ることのできる俯瞰能力を持つべきである。そのために必要な全国統一の業務履歴や評価シートを導入したい。研究力強化に積極的に取り組む33機関の研究担当理事や副学長で構成される研究大学コンソーシアムは10月25日、URAの定義付けや内在化、流動化・質保証などについて提案を取りまとめた。タスクフォースの座長を務めた山本進一自然科学研究機構客員教授は「今回示したものはあくまでモデルであり、各大学の実情に合わせて活用してほしい」と話す。
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