情報通信研究機構(NICT)は2月7日、同機構の電磁波研究所時空標準研究室が、ストロンチウム光格子時計を用いて、光時計として世界で初めて直近の協定世界時(UTC)の歩度を評価し、その結果が国際度量衡局(BIPM)の毎月行うUTCの歩度校正に採用されたと発表した。
各国の計量標準研究所は、保有する1次および2次周波数標準によって直近のUTCが刻む1秒の長さ(歩度)の評価を行い、これをBIPMに報告することで、UTCの生成に貢献する役割を担っている。
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