NTT東日本では、同社の通信ビル内のGPUサーバを用いたエッジコンピューティングにより、企業などがAI(人工知能)やIoTを導入して新ビジネスなど実現するのを、コスト面や運用・保守面、セキュリティ面などから支援するサービスを実用化するため、共同実証環境「スマートイノベーションラボ」を都内の蔵前ビルに開設し、昨年からパートナー企業などと実証実験を進めている。2019年度には札幌と仙台にも同ラボを整備し、実証実験を拡大していく予定だ。これは、AI・IoTの具体的な社会実装を加速させようという取り組みで、NTT東日本では地方創生にもつながるとして力を注いでおり、2019年度内のサービス実用化も視野に入れている。企業や大学などのパートナーも募集している。
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