2019.05.31 研究・成果
光量子コンピューターの心臓部について説明する武田特任講師
東京大学大学院工学系研究科の武田俊太郎特任講師、古澤明教授らは2017年、どれほど大規模な計算も最小規模の回路構成で効率よく実行できる独自の大規模光量子コンピューター方式を提案。今回、その光量子コンピューターの心臓部である、機能切り替えが可能な量子テレポーテーション回路の基本構造を開発した。この回路を使って、最小限の回路で様々な量子もつれの光パルスを自在に合成するという、効率的・汎用的な量子もつれ合成を実証した。
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