鈴鹿医療科学大学の豊田長康学長
なぜ日本の研究力は低下しているのか。その要因の一つが、大学や研究機関、そして研究者を評価する際に、わかりやすい定量指標が多用されているためだ。鈴鹿医療科学大学の豊田長康学長は、こうした定量指標がどういった要素によって決まるのかを明らかにするとともに、資源配分へ適用することは絶対にやってはならないと主張する。
【とよだ・ながやす】1950年生まれ。大阪大学医学部卒業。三重大学医学部教授、三重大学学長、鈴鹿医療科学大学副学長、国立大学財務・経営センター理事長を経て、2013年から現職。
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