2020.01.31 研究・成果
開発したウェアラブル式シート型イメージセンサー
東京大学大学院工学系研究科の横田知之准教授と染谷隆夫教授らの研究グループはジャパンディスプレイと共同で、生体認証に用いられる静脈や指紋の撮像とバイタルサインの1つである脈波の計測を同時に可能とするシート型イメージセンサーを実現したと発表した。有機光検出器と低温ポリシリコン薄膜トランジスタを集積化することに成功。厚さわずか15μ㍍の非常に軽量で曲げることのできる、高解像度かつ高速読み出し可能なイメージセンサを開発した。「なりすまし」や患者の取り違えを防止するウェアラブルな機器等への応用が期待される。
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