2020.09.18 その他
早稲田大学電子政府・自治体研究所は「第15回早稲田大学世界デジタル政府ランキング」を9月9日に公表した。総合ランキングのTOP3は、1位が米国、2位がデンマーク、3位がシンガポールとなった。米国は2014年以来5年ぶりの1位返り咲きで、昨年より4ランク上昇。昨年1位だったデンマークは2位、第13回まで1位だったシンガポールは昨年の2位から3位へ下がった。日本は昨年同様の7位。
「早稲田大学世界デジタル政府ランキング」(昨年までのランキング名「早稲田大学世界電子政府ランキング」)は、行財政改革の起爆剤として期待されるデジタル政府について、世界のICT先進国64カ国を対象に、各国の進捗度を主要10指標(35サブ指標)で調査分析し、多角的に評価しているもの。その評価モデルは、小尾敏夫・早大名誉教授が電子政府・自治体研究所所長時代の2005年に開発し、ランキング手法として確立した。また、最新で正確な情報を得てデータ分析・評価するため、NPO法人国際CIO学会(理事長:岩﨑尚子早大電子政府・自治体研究所教授)の世界組織IACが、傘下の提携大学の専門家による合同調査チームを組んでいる。
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