2020.09.25 研究・成果
東北大学大学院医学系研究科の鈴木隆史講師と山本雅之教授(ToMMo機構機構長)、JAXA有人宇宙技術部門きぼう利用センターの芝大技術領域主幹らは、遺伝子ノックアウトマウスの宇宙滞在生存帰還に世界で初めて成功し、宇宙長期滞在によって加齢現象が加速することを明らかにしたと発表した。ToMMoのコホート調査で得られた血液データと比較することで、マウスの加齢の加速に伴う分子変化の一部が、ヒトの加齢による変化と同じであることがわかった。加齢研究や高齢者の健康に貢献する成果と期待される。
© 2024 THE SCIENCE NEWS