内閣府は、スタートアップ・エコシステム拠点都市のうちグローバル４拠点について、海外投資を拡大するための支援を実施する。官民研究開発投資拡大プログラム（ＰＲＩＳＭ）で経済産業省のＪスタートアップに１・５億円の予算を上乗せして、スタートアップ・エコシステム拠点形成支援事業として行う。

日本のベンチャー育成において弱点と言われているのが、世界的なトップアクセラレータの持つコミュニティとのネットワークだ。支援事業では、東京コンソーシアム（東京都、川崎市、横浜市、和光市、つくば市、茨城県など）、Central Japan Startup Ecosystem Consortium（愛知県、名古屋市、浜松市など）、大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアム（大阪市、京都市、神戸市など）、福岡スタートアップ・コンソーシアム（福岡市など）の中から選ばれた拠点都市で、世界とのネットワークを構築し、実際の投資に結びつけるためのプログラムを実施する。