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2021.01.08 研究費 人物

【日本学術振興会理事長 里見進氏に聞く】社会が混乱しても滞りなく学術研究遂行

【さとみ・すすむ】1974年東北大学医学部医学科卒業、84年医学博士。82年東北大学附属病院第二外科助手、84年ハーバード大学研究員、88年東北大学医学部第二外科講師、95年同教授、2004年東北大学病院長、12年東北大学総長、18年4月から現職。

 

日本学術振興会の使命は、様々な出来事で社会が大きな混乱に陥った時でも、基本的な学術研究を滞りなく遂行していくこと--。こう話すのは、コロナ禍での科研費の配分審査や繰越、特別研究員への柔軟な支援など、様々な課題に対応してきた日本学術振興会の里見進理事長。新春インタビューでは、4月から始まる第6期科学技術・イノベーション基本計画で日本学術振興会がどのように取り組むのか、お話を伺った。

強靭な社会づくりへ 科研費の充実さらに重要に

現在議論が進められている第6期基本計画案では、予測困難な国内外の社会情勢の変化に迅速に対応し社会改革を断行していくとされ、そのためには、科学技術・イノベーション力を強化する必要があり、その源泉となる学術研究を充実することの重要性がうたわれている。
学振は研究開発法人ではないため、特定の課題の解決を目的とした研究を担うことはないが、科学技術イノベーション力を強化するための研究人材の育成や研究助成、国際交流、大学の教育研究力向上等を進めることで、基本計画推進に大きく貢献していく。

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