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2021.04.09 研究・成果

「同居者の存在が懸念材料」新型コロナ担当の医療従事者に平常時と逆の現象

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学分野の高橋英彦教授と松本有紀子助教らの研究グループは、同大学が開発した医療関係者のストレス評価尺度「TMDP」を利用することで、新たな危険因子として「家族等との同居」を検出したと発表した。同大学附属病院に勤務する588人の医療関係者について、「TMDP」を含む複数の評価尺度を用いてパンデミック下の精神的・社会的負荷を評価。平常時とは逆に、同居者の存在が医療従事者にとって懸念となることが示された。医療従事者へのモチベーション維持につながる施策への反映が期待される。

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