2021.04.16 その他
「個別の著名な先生と一対一では企業も萎縮してしまう」という中山譲治・日本製薬工業会会長の発言を受け、三島良直AMED理事長の肝いりで、シーズ開発を進めるアカデミアと企業との意見交換の場「アカデミア医薬品シーズ開発戦略推進会議(AMED-FLux)」が5月にもスタートする。
AMEDの医薬品プロジェクトでは、第1期(2015~2019年度)の5年間で、アカデミアのシーズの発掘・育成を行い、同時に環境整備を進めた結果、多くの成果が生まれている。一方、基礎研究と応用研究の間のいわゆる「死の谷」も浅くなってきているものの、依然として「死の谷」は存在しており、その対象フェーズが非臨床試験や安全性試験、製造(特に新規モダリティ)に移ってきているとの指摘もある。
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