記者会見に臨んだ、(左から)日本IBMの石田秀樹氏(パートナービジネス・サービス事業本部)と加藤洋専務執行役員、関西学院大の村田治学長と巳波弘佳副学長
関西学院大学(兵庫県西宮市)は日本IBM(東京都中央区)と共同で、初学者でもAI活用の実践的な知識・スキルをオンライン(オンデマンド)で学べる「AI活用人材育成プログラム:バーチャルラーニング版(VL版)」を開発し、今年7月から企業や自治体、大学に対して有償による提供を開始する。両者は4月27日にオンラインで記者会見して内容を説明した。関西学院大の村田治学長は、これからのAI革命で日本が成功するためには、AIを活用できる人材の確保が大事であり、この育成プログラムVL版を普及させることで、そうした能力を持ったAI人材育成に貢献していきたいと語り、VL版開発の意義を強調した。
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