2021.06.11 産業・製品
量子技術による社会構造変革を目指す民間企業が結集し、業界の垣根を越えたオールジャパン体制で、量子技術を応用した新産業を創出するため、5月31日に「量子技術による新産業創出協議会」の設立発起人会を都内で開催した。発起人会には、量子技術を開発・提供するベンダー企業と、それを利用するユーザー企業など11社の首脳が名を連ねた。
発起人会で会長に選任された東芝の綱川智氏は「日本が今後、海外と伍していくためには量子技術ハイウェイなるものを構築していく必要がある」と述べ、世界でもまだ実現していない量子技術の社会実装を日本がいち早く実現すべく、オールジャパンでスピード感をもって取り組みを進めたいと意気込みを表明した。
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