2021.06.11 研究・成果
京都大学大学院医学研究科の奥野恭史教授、小島諒介特定講師、中村和貴博士課程学生らの研究グループは、協和発酵バイオ、弘前大学との共同研究で、AI技術の一種である機械学習と階層ベイズモデリングを組み合わせることで、個人の健診データに基づき、個人個人に最適で効果的な健康改善プランを提案するAIの開発に成功した。
健康診断の通知を受け取った後、その結果を日常生活の改善に活用するためには、多様な個人の健康特性や嗜好に基づいて、患者が受け入れられる健康改善プランを立てることが重要な要素だが、臨床医がそうしたサービスを多くの人々に提供することは難しい。
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