研究力の側面からの大学改革をどのように進めるのか。総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)は、世界に伍するトップ研究大学はガバナンス改革を進めた上で10兆円規模の大学ファンドの運用益で支援・強化し、地域の中核となる大学については政策資源の集中や規制改革などの政策パッケージを年度内に策定し、来年度以降、本格的に支援していく方針を固めた。
これまで政府は、大学改革を進めてきたものの、日本の研究大学と世界のトップ大学との間には、経営面や資金獲得の面で大きな差がある。こうした差を埋めるため、ガバナンス改革とともに、ファンド運用益による長期・安定的な資金確保を実現する。
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