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2021.09.03 研究・成果

まぶしさ感じる脳活動特定 静岡大・上武大がスズキと共同

静岡大学情報学部の宮崎真教授と静岡大学創造科学技術大学院の吉岡大貴さん(大学院生)、上武大学ビジネス情報学部の竹内成生准教授はスズキ(鈴木俊宏代表取締役社長)と共同で、強い光を受けてグレア(まぶしさ)を感じているときの脳活動の過程を明らかにしたと発表した。脳波を計測する実験でわかった。自動車運転中などのグレアは事故の原因にもなるため、この防止につながる成果と期待される。成果は(公社)自動車技術会が8月に発行した「自動車技術会論文集52巻5号」で8月17日公開された。
夜間の自動車運転中に受ける対向車のハイビームのような、強い光を受けて生じる不快感や視覚能力の減弱を伴う視覚体験は「グレア」と呼ばれ、交通事故の原因になっている。この対策として工学的評価法等が提案されてきたが、同手法では光刺激の物理的変数(光源の輝度や光源からの距離など)のみが用いられ、脳の神経生理学的変化は考慮されていなかった。

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