科学技術の進歩に寄与し
豊かな社会発展に貢献する
唯一の専門紙です。
毎週金曜日発行

TOP > 最新記事一覧 > 糖鎖解析プロジェクト実施へ 東海国立大学機構、自然科学研究機構、創価大が連携・協力で覚書

2021.11.19 大学等 研究機関

糖鎖解析プロジェクト実施へ 東海国立大学機構、自然科学研究機構、創価大が連携・協力で覚書

左から、自然科学研究機構の小森彰夫機構長、東海国立大学機構の松尾清一機構長、創価大の田代康則理事長、門松健治プロジェクト代表

 

動物や植物には、3つ重要な分子の鎖がある。核酸で構成されるゲノム、アミノ酸がつながったタンパク質、そして単糖が集まった糖鎖だ。ヒトゲノムやタンパク質の構造や機能が次々と解明され、生命科学は飛躍的に進展したが、様々な疾患を制御し細胞の個性を決める糖鎖は、解析が難しいために大きなフロンティアとして残されている。東海国立大学機構、自然科学研究機構、創価大学は、糖鎖研究の基盤となるライブラリを構築し、日本が世界をリードするヒューマングライコームプロジェクトを実施するため、連携・協力に関する覚書を締結した。門松健治プロジェクト代表(名古屋大学・岐阜大学糖鎖生命コア研究所長)は「5年間で約2万人の血液に含まれる全糖鎖を解析し、ライブラリを公開し、他分野融合研究を促進することで、日本がリードしてきた糖鎖研究で世界を先導し、生命科学を革新したい」と意気込む。

  • facebook
  • twitter
  • Google +
  • はてなブックマーク
  • LINE
  • Mail
  • 202312-202412バイテク情報普及会B案
  • デジタル版・SNW購読募集
  • 202304-202403_PHC
  • 202112-202208日本分光PR-1s/PR-1w
  • 202112-202208日本分光FT/IR-4X
  • 202104-06_サイエンスジャパン
  • カイロジャーナル
THE SCIENCE NEWS
  • facebook
  • twitter
  • Google +
  • はてなブックマーク
  • LINE
  • 購読申込
  • メール