2022.01.28 研究費
「国際卓越研究大学に年間数百億円」10兆円ファンド資金投入 CSTIが最終案
総合科学技術・イノベーション会議（ＣＳＴＩ）世界と伍する研究大学専門調査会は１月19日、10兆円ファンド対象大学の選定方針等の制度設計について、最終案を取りまとめた。またファンド対象の国際卓越研究大学（仮）以外を対象とする地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージも内閣府が取りまとめ報告した。２月のＣＳＴＩ本会議で正式決定する。文部科学省は、国際卓越研究大学（仮称）制度創設や規制緩和のための関連法案を今国会に提出する予定。
10兆円ファンドは、２０２４年以降、年３０００億円程度の運用益を見込んでおり、うち２００億円は全国の博士課程学生を支援するために配分し、残りの運用益から国際卓越研究大学には数百億円ずつ配分される。最終案では、まず数校を程度を選んで、段階的に対象大学を増やしていくとしている。
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