2022.01.28 産業・製品
野村ホールディングス(野村HD)、野村證券、情報通信研究機構(NICT)、東芝、NECの5者は、今後の量子暗号技術の社会実装に向け、高速大容量かつ低遅延なデータ伝送が厳格に求められる株式取引業務をユースケースとして、量子暗号技術の有効性と実用性に関する共同検証を2020年12月から開始し、大容量金融取引データの量子暗号による高秘匿通信・低遅延伝送の検証実験に成功したと、1月14日に発表した。この成功で今後は、金融以外の分野も含めた量子暗号技術の社会実装の加速が期待される。
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