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2022.02.04 研究・成果

新型コロナワクチン2回接種後の有効性「昨年夏に比べて低下」  長崎大と横浜市大が暫定結果報告

長崎大学熱帯医学研究所の森本浩之輔教授と前田遥特任研究員、横浜市立大学医学群健康社会医学ユニットの五十嵐中准教授(東京大学大学院薬学系研究科客員准教授を兼任)は共同で全国の医療機関と協力することで、新型コロナウイルスオミクロン株流行期の新型コロナワクチン2回接種(ファイザー社製またはモデルナ社製)の国内での発症予防効果が未接種者と比較して51・7%との暫定結果を発表した。オミクロン株が流行している今年1月1日~21日までの登録患者417人の情報を解析した。限られたサンプル解析による暫定値とはいえ、デルタ株流行期(昨年7月~9月)の効果88・7%と比較して低下。今後他機関から新たな患者データが得られ次第、より信頼性の高い結果や発症予防以外の有効性、3回接種の効果についても解析・報告するという。

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