左から、中谷財団の松森信宏事務局長、家次恒代表理事、ＱＳＴの山谷泰賀上席研究員、平野俊夫理事長、高橋美和子主幹研究員、東北大学未来科学技術共同研究センターの黒澤俊介准教授

中谷医工計測技術振興財団は、５年間で最大３億円を助成する長期大型研究助成を実施しているが、その第４回の助成対象として、量子科学技術研究開発機構（ＱＳＴ）の山谷泰賀上席研究員が採択され、贈呈式が開催された。この助成金は、新たな技術・学術、応用分野を開くための基盤を生み出すとともに、グローバルに活躍する若手研究者の育成を目的としたもので、今回の助成では、ＱＳＴに核医学診断のイノベーション拠点となる未来ＰＥＴ創造研究ユニットを設立する。ユニットでは東北大学、千葉大学と連携して、技術開発とともに人材育成を進める。