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2022.07.22 その他

新型コロナPCR検査 体制整備「次の課題は精度向上」     新渡戸文化短大の宮地副学長が提言

新渡戸文化短期大学の宮地勇人副学長

 

その陰性証明は信用できるだろうか。新渡戸文化短期大学の宮地勇人副学長・教授(日本臨床検査標準協議会遺伝子関連検査標準化専門委員会委員長)らが厚労省委託事業で実施したPCR検査等の精度管理調査では、新型コロナの陰性・陽性判定をPCRまたはLAMPで実施している1191施設について、アンケート調査とサンプル試料による実地調査を行った。その結果、陰性証明書を発行している診療所の一部では、検査導入時の性能評価や内部精度管理などが行われておらず、サンプル試料でも誤判定をしていることがわかった。宮地教授は「これまでの政府の取り組みで検査体制は数の上では整ってきたが、精度管理については十分ではない。利用者が正しい選択ができるような情報公開が求められている」と話す。

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