2022.08.19 政策
高市早苗科技相(左)と永岡桂子文科相
第2次岸田改造内閣が発足し、科学技術政策担当大臣に高市早苗・前自民党政調会長、文部科学大臣に永岡桂子・元文部科学副大臣が就任した。
高市大臣は就任記者会見で「第6期科学技術基本計画に基づいて、ソサイエティ5.0を実現するため、これまでの発想にとらわれない大胆な政策を実施したい。前、科学技術政策担当をしたときに、イノベーション25という報告書をまとめた。当時書かれたことのいくつかは実現しているが、デジタル人材の育成が課題だ」と話した。
永岡大臣は「副大臣時代は科学技術と文化を担当した。我が国全体の研究力の向上に向け、環境整備に取り組みたい。若手研究者が厳しい環境にあり、研究開発費も不十分。大学ファンドによる研究大学群の形成、地域・中核・特色ある大学の抜本的強化。必要な政策を総動員して研究力向上に取り組みたい」という。
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