2022.09.30 賞
都医学研の長谷川成人氏
クラリベイト・アナリティクスは、ノーベル賞級の業績をあげた研究者を表彰する引用栄誉賞に、東京都医学総合研究所脳・神経科学研究分野の長谷川成人分野長、物質・材料研究機構(NIMS)の谷口尚フェロー、渡邊賢司主席研究員ら、4カ国20人を選出した。日本人ではこれまで、山中伸弥博士らが選出後、ノーベル賞を受賞している。1970年以降、約5500万件の論文が出版されているが、そのうち2000回以上引用された論文は7600件、0・01%しかない。同社では、その中から注目領域や発見者であるかなどを勘案し、ノーベル賞と同じ研究分野(生理学・医学、物理、化学、経済学)で影響力のある研究者を選出し、引用栄誉賞を授与している。
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