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2023.02.03 政策

研究開発成果の社会実装加速 ソサイエティ5.0実現へ 内閣府が2つの取り組み

CSTI議員(NTT相談役)の篠原弘道氏

 

ソサイエティ5・0実現に向け、研究開発成果の社会実装を加速するための2つの取り組みが始まる。内閣府の第3期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)とBRIDGEだ。SIPは半年間のフィージビリティ・スタディ(FS)を踏まえて、14課題を実施することを決定、研究開発計画のパブリックコメントとPD(プログラムディレクター)の公募を経て4月から研究開発を始める(約280億円)。BRIDGEは、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の方針に基づいて、SIPや各省庁の研究開発等で開発された革新技術等を社会実装するための支援を行う(約100億円)。篠原弘道CSTI議員(NTT相談役)は「第3期では、技術指標のTRL(Technology Readiness Level)だけでなく、BRL(Business~)やSRL(Social~)、GRL(Governance~)などの指標を活用し、5年間のプログラム終了後に何らかのかたちで社会実装できるようにしていきたい」と話す。

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