2023.07.21 大学等
東北大学の小谷元子副学長
大学は知識や知恵、人材を生み出すことで社会へ貢献してきたが、それは間接的なものだった。直接的に社会に貢献するため、創造された知識や知恵を行動につなげていく、あるいは行動につなげる人材を育成することが、21世紀の大学の役割ではないか。東北大学は、そのための新しい枠組みとして、知識行動オープン・プラットフォームSOKAP(Sustainability Open Knowledge-Action Platform)を立ち上げた。小谷元子副学長は「SOKAPは、多様なステークホルダーと共創することで、最先端の研究を進めるのはもちろん、実際の社会課題の解決につなげていくための枠組み。この取り組みを通じて、大学から社会を変えていきたい」と話す。
© 2024 THE SCIENCE NEWS