2023.07.21 研究・成果
東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センターの矢代航教授を中心とする研究チームは、シンクロトロン放射光を約30ビームにマルチビーム化する独創的な光学素子と、すべての投影像を同時に撮影するためのマルチビーム画像検出器、さらに、少ない投影数での3D可視化を可能にする圧縮センシングに基づく最先端のCT再構成アルゴリズムを開発することにより、世界で初めて時間分解能1㍉秒を超える0・5㍉秒(空間分解能は約10マイクロ㍍)での4D-X線CTの原理実証に成功した。
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