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2023.10.06 研究・成果

未熟トマト成分に抗鬱効果 金沢大がマウスで確認

金沢大学医薬保健研究域薬学系の出山諭司准教授、金田勝幸教授、医薬保健学域薬学類の杉江莉奈子さん(大学院生)、大学院医薬保健学総合研究科創薬科学専攻の田畑仁紀さん(大学院生)らの研究グループは、トマトの茎葉や未熟果実に豊富に含有されるステロイドアルカロイドのトマチジンおよびステロイドアルカロイド配糖体のα-トマチンに鬱病予防および治療効果があることを発見したと発表した。
全身麻酔薬のケタミンの抗鬱効果に内側前頭前野(mPFC:大脳前頭葉の内側部分に位置する脳領域)という脳部位でのmTORC1(細胞の増殖や生存、シナプス可塑性など多様な機能に関わるリン酸化酵素複合体)シグナルの活性化が重要であることがわかっているが、ケタミンには重大な依存性、幻覚、妄想などの副作用があり、日本では麻薬に指定されている。

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