科学技術の進歩に寄与し
豊かな社会発展に貢献する
唯一の専門紙です。
毎週金曜日発行

TOP > 最新記事一覧 > 寄生虫ハリガネムシが宿主カマキリ乗っ取り?          遺伝子「水平伝播」で入水行動誘導か

2023.10.27 研究・成果

寄生虫ハリガネムシが宿主カマキリ乗っ取り?          遺伝子「水平伝播」で入水行動誘導か

チョウセンカマキリ(左)に寄生するハリガネムシ

 

森の中でカマキリが水辺をフラフラと歩いていると、突然水に飛び込んだ。その尻から細長い虫が出てきて、別のカマキリから出てきた細長い虫と絡まり合い、交尾を始める。こうした寄生虫ハリガネムシによる宿主のコントロールは、100年以上前から観察されていたが、どのような分子メカニズムでカマキリを動かしているのかはいまだわかっていない。理研を中心とした国際共同研究グループは、ハリガネムシのゲノムにカマキリ由来と考えられる大量の遺伝子を発見し、この大規模な遺伝子水平伝播が宿主操作の成立に関与している可能性を示した。

  • facebook
  • twitter
  • Google +
  • はてなブックマーク
  • LINE
  • Mail
  • 202501R7予算セミナー
  • 202410立石財団
  • 202312-202412バイテク情報普及会B案
  • デジタル版・SNW購読募集
  • 202304-202403_PHC
  • 202112-202208日本分光PR-1s/PR-1w
  • 202112-202208日本分光FT/IR-4X
  • 202104-06_サイエンスジャパン
  • カイロジャーナル
THE SCIENCE NEWS
  • facebook
  • twitter
  • Google +
  • はてなブックマーク
  • LINE
  • 購読申込
  • メール