2024.03.22 イベント
緊急シンポジウムのパネリスト。左から、理研創発物性科学研究センター副センター長の相田卓三氏、NIMS磁性・スピントロニクス材料研究センター上席グループリーダーの内田健一氏、室蘭工業大学コンピュータ科学センター教授の太田香氏、東京大学薬学部教授の後藤由季子氏、理化学研究所理事長の五神真氏、米カリフォルニア大学バークレー校教授の曽我健一氏、右端はモデレーターを務めたJST理事長の橋本和仁氏
日本の研究力が落ちた原因は何なのか。研究力を復活させるために、研究者・研究者コミュニティ、大学・研究機関、ファンディングエージェンシー(FA)、政府はそれぞれ何をしなければならないのか。JSTは、緊急シンポジウム「激論 なぜ、我が国の論文の注目度は下がりつつあるのか、我々は何をすべきか?」を開催した。会場には約100人が参加、オンラインでは1500人近くが視聴する注目度の高いイベントとなった。JSTの橋本和仁理事長は「課題は多岐にわたる。私ができることは今日からでも行うが、皆さんにも大学や研究の現場、行政など、それぞれの立場でできることを始めてほしい」と訴えた。
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