2024.03.29 その他
米国防総省のDARPA(国防高等研究計画局)の完全自律制御の無人ロボットカーコンテスト、NASAの月面掘削機コンペなど、懸賞金をかけて研究開発チームがしのぎを削ることで、大学、企業、スタートアップなどの持つ技術の社会実装を加速する取り組みが欧米を中心に広がっている。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、国内初となる懸賞金活用型プログラム「NEDOチャレンジ」の公募を開始した。第1弾の課題は「衛星データを活用したソリューション開発」で1位の賞金は1000万円。綾良輔プロジェクトマネージャーは「これまでなかった革新的、独創的な提案を求めたい。1次審査を通った研究チームにはソリューション開発のための環境などを提供する」と話す。
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