2024.07.05 研究・成果
西海望氏 藤岡慧明氏
物体の動きを素早く正確に捉え続けるために、どのような手法が有効なのか。基礎生物学研究所神経行動学研究部門の西海望研究員、同志社大学の藤岡慧明特任研究員准教授、飛龍志津子教授は、コウモリが逃げ回る獲物を超音波で捕捉する際に、目標方向の予測、スキャンレートの高速化、スキャン範囲の拡大、目標方向の安定化という4つの戦術を調和させ照準精度を劇的に高めていることを明らかにした。さらに複数の戦術を運用する上での統合的な制御方針を提起した。
© 2024 THE SCIENCE NEWS