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2024.07.12 研究・成果

1細胞レベルでエンハンサー解析 多様なヘルパーT細胞と免疫疾患との関連を解明 理研など成果

村川泰裕チームリーダー

 

理化学研究所を中心とする国際共同研究グループは、ヒトの多様なヘルパーT細胞の遺伝子プロモーターやエンハンサーを1細胞レベルで調べることに成功するとともに、多様なヘルパーT細胞が様々な免疫疾患の発症にどのように関与するのかを系統的に解明した。今回解明されたエンハンサーと標的疾患遺伝子などに加え、1細胞エンハンサー解析法(ReapTEC法)のコードがDDBJを通じて公開されており、村川泰裕チームリーダーは「これまで実施した遺伝子の発現・解析データを再解析することで、エンハンサーRNAを同定できるので、ぜひ活用していただきたい」と話している。自己免疫疾患やアレルギー疾患の新しい治療法の開発につながると期待される。

 

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