2024.07.26 研究・成果
記者会見に臨んだ理研の北島智也チームリーダー(右)と竹之内修基礎科学特別研究員
理研生命機能科学研究センター染色体分配研究チームの竹之内修基礎科学特別研究員、榊原揚悟基礎科学特別研究員(研究当時)、北島智也チームリーダーの研究チームは、老化した卵子では小さな染色体の数が異常になりやすい原因を、分裂細胞の染色体を個々に追跡する新技術を用いて明らかにした。Scienceに掲載された。北島チームリーダーは「動的イメージング手法を開発できたことで初めて個々の染色体の動きを見ることができた。この手法を受精卵の胚発生のメカニズムなどにも応用していきたい」と話す。
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