2024.10.25 研究・成果
喉頭がんや下咽頭がんなどで失った自分の声をAIアプリで取り戻すことができる。大阪大学大学院情報科学研究科の御堂義博特任准教授(常勤)、三浦典之教授、大学院医学系研究科の猪原秀典教授の研究グループは「AI読唇による日本語発話システムLip2ja」を開発し、スマートフォンアプリに実装した。さらに、短時間の発話音声の記録で個人の音声合成が可能な発話プラットフォーム「CoeFont」を組み合わせ、読み取った発話内容を本人の声で発声することもできるようになった。第75回日本気管食道科学会で発表した。
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