富士フイルムは、米国インディアナ州にある高度先端医療機関のインディアナ大学医学部(IUSM:Indiana University School of Medicine)と、AI技術を活用した医療画像診断支援システムの開発に関する共同研究契約を締結し、米国で研究を開始した。医療現場では、CTの多列化など画像診断装置の高性能化にともない、院内で撮影される医療画像の枚数が増大しており、医師が大量の画像を効率的に読影・診断できるソリューションが求められている。同社は、こうしたニーズに応えるため、医師の診断ワークフローを総合的に支援する、AI技術を活用した画像診断支援システムの研究開発を進めている。
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