2024.11.22 研究・成果
東京科学大学大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野の那波伸敏准教授、藤原武男教授、医療政策情報学分野の伏見清秀教授らの研究チームは、2011年から22年までの全国規模の入院データを解析し、子供が暑さにさらされると、川崎病のリスクが増加することを明らかにした。
川崎病は、1967年に川崎富作博士によって初めて報告された、先進国で最も多い子供の後天性心疾患であり、日本はその罹患率が世界一であると報告されている。しかし、その後約50年にわたる研究にもかかわらず、原因はまだ完全には解明されていない。
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