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2024.12.13 研究・成果

1塩基の変異あるDNA 簡単に分離 東大が成功

東京大学国際高等研究所東京カレッジの相田卓三卓越教授(右)と大学院工学系研究科のゴン・ハオ特任研究員

 

DNAやRNAは、生物の基本的な遺伝情報を担っており、例えば、ヒトのBRAF遺伝子の約2300塩基のうち1塩基が置換されるだけで、複数のがんが発症する可能性がある。そのため、構造が類似した核酸を分離する技術は重要だが、簡単にはできないのが現状だ。東京大学国際高等研究所東京カレッジの相田卓三卓越教授、大学院工学系研究科のゴン・ハオ特任研究員らの研究グループは、塩水とガラス板のみを使って、似た構造の核酸をガラス板上に同心円状に分離することを発見し、さらにそれぞれの構造の核酸を簡単に取り出すことに成功した。

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