2024.12.13 研究・成果
食道がん手術は、消化管手術の中でも特に侵襲が大きく、誤嚥などの術後合併症リスクが高い。岡山大学病院歯科・予防歯科部門の山中玲子助教、同大学術研究院医歯薬学域(歯)予防歯科学の江國大輔教授らのグループと、消化管外科の野間和広講師らのグループ、集中治療部の清水一好講師、新医療研究開発センターの三橋利晴助教を含む研究グループは、手術前後のガム咀嚼トレーニングが、食道がん術後の口腔機能低下や、発熱などの術後合併症予防に有用であることを世界で初めて確認した。
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