2025.02.14 その他
机上演習の模様
内閣府は、宇宙に関する不測の事態が生じた場合における、官民の連携の向上を目的とした机上演習を、2月5日に開催した。机上演習はこれまで4回開催されてきたが、今回初めて冒頭部分が公開された。風木淳・宇宙開発戦略推進事務局長は「本演習は宇宙に関する不測の事態が生じた場合の情報の集約、共有、そして対処の要領を検証し、実効性を高めていくための、大変重要な機会。本演習を宇宙システムの事象発生に対するための練習・演習の場として有意義なものとしていただきたい」と挨拶した。今回の演習には、内閣官房、内閣府、金融庁、警察庁、総務省(NICT含む)、消防庁、法務省、外務省、文部科学省(JAXA含む)、経済産業省、国土交通省、気象庁、環境省、防衛省・自衛隊の政府機関と、宇宙システム運用事業者、重要インフラ事業者団体等の民間計19社6団体が参加した。参加者は全体で170人となる大規模なものだ。
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